君に出会ったその日から
春希視点
俺には大好きでちょっと鈍感な幼なじみがいる。
名前は茉子。
茉子は昔から身体が弱くて、車いすも使っているけどそんなのは全然気にならない。むしろそれが俺たちの普通だ。
俺達はずっと前から一緒にいていつからか好きになってた。これでもアピールしてるのにちっとも気づかない。
俺は茉子の前では少し猫を被っている。それは茉子が小さい頃に犬系男子が好きと言っていた事が始まりだ。
その言葉を聞いてから俺は犬系男子になる事を決めた。まず1人称を俺から僕に変えてとにかく庇護欲を掻き立てるような可愛い男子を目指した。
おかげで茉子の1番隣を今でも独占している。
今日も朝から茉子に会えてとても幸せだった。
ちょうど玄関から出ると茉子が見えたので嬉しくなって突っ込んで行ってしまった。
そして軽く怒られるまでがお決まりの展開でそんな怒った顔すら可愛いと思うのは惚れた弱みなのかもしれない。
その後これまたいつもの体調が大丈夫か確認して隣を歩く。一緒に電車に乗って最寄り駅から大学までの道を歩いていると後ろから茉子の友達の笹白が声をかけて来た。俺は笹白にはあまり良く思われていない。まぁ想像はつく。笹白は茉子が大好きなのだ。そういう意味で言えばライバルだけど大好き同士だからこそ茉子の事を任せられる。
でもやっぱり茉子の1番隣は俺が良い。
名前は茉子。
茉子は昔から身体が弱くて、車いすも使っているけどそんなのは全然気にならない。むしろそれが俺たちの普通だ。
俺達はずっと前から一緒にいていつからか好きになってた。これでもアピールしてるのにちっとも気づかない。
俺は茉子の前では少し猫を被っている。それは茉子が小さい頃に犬系男子が好きと言っていた事が始まりだ。
その言葉を聞いてから俺は犬系男子になる事を決めた。まず1人称を俺から僕に変えてとにかく庇護欲を掻き立てるような可愛い男子を目指した。
おかげで茉子の1番隣を今でも独占している。
今日も朝から茉子に会えてとても幸せだった。
ちょうど玄関から出ると茉子が見えたので嬉しくなって突っ込んで行ってしまった。
そして軽く怒られるまでがお決まりの展開でそんな怒った顔すら可愛いと思うのは惚れた弱みなのかもしれない。
その後これまたいつもの体調が大丈夫か確認して隣を歩く。一緒に電車に乗って最寄り駅から大学までの道を歩いていると後ろから茉子の友達の笹白が声をかけて来た。俺は笹白にはあまり良く思われていない。まぁ想像はつく。笹白は茉子が大好きなのだ。そういう意味で言えばライバルだけど大好き同士だからこそ茉子の事を任せられる。
でもやっぱり茉子の1番隣は俺が良い。