理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~
「オレは、本当のことを言っただけなのに、なんでそう怒るんだよ!
 じゃあ、なんで、苺は、そんなに可愛いのに、今まで彼氏が居ないんだよ?」

「知らないわよ!
 みんな、わたしを見る目が無いだけでしょ!」

 言って、わたしは、ぷぃ、と直人から顔をそむけた。

「これから、レオンに……竜樹先輩に、告白するのに、直人なんかと親しいなんて、思われたくないもんねっ!」

「だから!
 竜樹兄だけは、よせって!
 レオンの幻想を追いかけていると、絶対、後悔するから!」

 そう、直人が叫んだとき。

 静かな声が、割って入った。



 
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