最強美少女の波乱万丈な毎日
転校初日
「行ってきま〜す」

朝、瑠衣と佐月兄と家を出る。

前の学校はここより家を出る時間が遅いから、こう言うのは初めて何だよね。

佐月「なんか新鮮だね、雪紀と一緒に登校って。」
瑠衣「俺も同じこと思ってた。」

あ、やっぱ2人も思ってたんだ。

 「そーだね」
瑠衣「雪紀姉と一緒に学校行けて嬉しい!」
 「私も嬉しい」

瑠衣…はしゃいでる…可愛いっ!

佐月「はい、ついたよ。」

…うん?

なんでこんなデカい建物の前で止まるの?

まさか…

 「これ学校?」
佐月「うん、そうだよ。」

はぁぁぁぁぁ!?
デカっ!

普通の学校の2倍くらいあるよ!?

そんでなんで瑠衣たちは当たり前のようにこのデカい学校
に入っているの?

絶対感覚おかしくなってる…

学校の中も施設にいちいちお金がかかってるし、
デカいし…

瑠衣「雪紀姉は、まず理事長室にこいってさ。」

はいはい、理事長室ね…
「ok」

佐月「言っとくけど、理事長殴っちゃダメだよ。」

はいはい,わかってるよ…

「殴らないよ。…ムカつかなかったら。」

ムカつく奴だったら殴るけど。

 「じゃ、行ってくるね。」
佐月「うん。」
瑠衣「雪紀姉バイバイ!」

…と、2人とわかれたのは良い物の、

…理事長室ってどこ?

早速迷った…ここ広すぎるんだよ。

あ、なんか人いる。

「すいません〜理事長室ってどこですか?」

?「…は?女…?」

あぁそっか。この学校女私1人だけなんだっけ。

でもさ…

「?一応共学ですよね?」

そこまで驚くか?
普通、珍しいな、くらいじゃない?

?「ここが不良校な事は知ってるの?」
 「はい。」
?「じゃあ何で来たの?」

えー、理由いる?

 「兄と弟がいるから?」
?「それだけ!?」

イラッ…

「それ以上の理由いりますか?って言うか早く案内して下さい。(殺気)」

あ、やば殺気出しちゃった。

?「ご、ごめんね、理事長室は5階の1番北だよ。」

え、もう怖がってる…まだ殺気10%も出してないのに…

「そうですか、それじゃ。」




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