隣の部署の佐藤さんには秘密がある
「どんな感じだったか教えてって言われたよ!」
「よかったな。」

「さきは、楽しみにしてくれてるってことだよね!」
「そうかもな~」

「次はなんて送ればいいかな。」
「いい加減自分で考えろよ……」

 晃太はさきに送るメッセージの内容をいちいち健斗に聞いていた。仕方なくアドバイスしていたが流石に疲れてきた。健斗がグラスを置くと、晃太は手元を見ずにグラスの中身を流し込んだ。

「う”ぇっ!これブランデーじゃん!」
「すみません~間違っちゃいました~」
「なんだよ、もう………あ!」

 晃太が文章を打ち始めたのを見届けて、健斗は晃太からしれっと離れた。
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