私を忘れた彼を やっぱり私は忘れられない
でも振り返れない。
幻聴かも知れないし、もしそうならまた
がっかりしたくない。
声の主は分かっている,諦めなければ
忘れなければと心の中から必死に
追い出そうとしている愛しいユキだ、
ユキの声を忘れるはずがない。
ユキは2年半も幸の声も姿も何もかも
きっぱりと忘れていたのに理不尽だ。
幸は一瞬立ち止まったが振り返りも
せず足を踏み出した。
「幸待ってユキだよ。幸を迎えに
来たんだ。みんな解決したから、
幸こっち向いて」
「ユキなんて知りません。私も記憶を
なくしてしまいましたから」
精一杯の皮肉を込めてそう言った幸を
ユキは後ろから抱きしめて
「そうか、なら思い出させるまでだ。
俺の愛情を甘く見るなよ」
ちょっと拗ねたような声でユキは
幸の耳元で囁いた。
幸は嬉しいのか腹立たしいのか恨めしいのか
よくわからない感情で涙を流していた。
ユキが幸を振り向かせて泣いている幸を
見て困惑している。
「どうした幸、なんで泣いているんだ?」
「わからない。勝手に涙が流れて来て
止まらないの」
そういうと今度はワーッと声をあげて
子供の用に泣きじゃくった。
「幸、ごめん、でもここでそんなに幸を
泣かせていると通報されそうだ。
幸の滞在しているホテルに行って
話さないか?」
幻聴かも知れないし、もしそうならまた
がっかりしたくない。
声の主は分かっている,諦めなければ
忘れなければと心の中から必死に
追い出そうとしている愛しいユキだ、
ユキの声を忘れるはずがない。
ユキは2年半も幸の声も姿も何もかも
きっぱりと忘れていたのに理不尽だ。
幸は一瞬立ち止まったが振り返りも
せず足を踏み出した。
「幸待ってユキだよ。幸を迎えに
来たんだ。みんな解決したから、
幸こっち向いて」
「ユキなんて知りません。私も記憶を
なくしてしまいましたから」
精一杯の皮肉を込めてそう言った幸を
ユキは後ろから抱きしめて
「そうか、なら思い出させるまでだ。
俺の愛情を甘く見るなよ」
ちょっと拗ねたような声でユキは
幸の耳元で囁いた。
幸は嬉しいのか腹立たしいのか恨めしいのか
よくわからない感情で涙を流していた。
ユキが幸を振り向かせて泣いている幸を
見て困惑している。
「どうした幸、なんで泣いているんだ?」
「わからない。勝手に涙が流れて来て
止まらないの」
そういうと今度はワーッと声をあげて
子供の用に泣きじゃくった。
「幸、ごめん、でもここでそんなに幸を
泣かせていると通報されそうだ。
幸の滞在しているホテルに行って
話さないか?」