虐げられた少女は闇の支配者に愛される。

2.

無愛side

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『おとーさん!!おかーさん!!』

「どうした？」

『だーいすき!!』

「私たちもよ。」

「あぁ。無愛のことが大好きだ。」

「無愛。」

『なあに？お母さん。』

「無愛の名前にはね、無限に人を愛せるっていう意味があるのよ。」

「そうだぞ。無愛にはたくさんの人を沢山愛して欲しいから着けたんだ。」

『じゃあ、無愛は、この名前大切にするね!!』

「あぁ。大切にしてくれ。」

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