『夫のことが好きなのに*.✿.*』
13 ◇渡辺玄帥の恋人 横井京子、キャパ嬢
「玄ちゃん、私も30(才)になっちゃったよー。
結婚もしてくんないみたいだし、子供も持てないじゃん?
このままじゃ、私だけおババになってずっと1人のままでしょ。
結婚もしてくんないならもう私たち別れたほうがいいよ」
「分かった。
じゃあさ、京子にいい奴ができたらその時に潔く身を引きますわ」
「なんて冷たいヤツなんだー。
私ら8年だよ。
それが8年も尽くした女に言う言葉なの? 酷いねー」
パンパン胸を叩かれて、数歩後ずさりした玄帥はそのままベッドに座り込み
更に押されてベッドの大海原へと胸に京子を抱えたまま、沈んでいった。
妻がいなければ結婚して一緒にいてもいいと思うほど玄帥は京子に
惚れ込んでいた。
だが、それでも妻と離婚してまで彼女と結婚するという選択肢は、
玄帥の中にはなかった。
……となると、もうこの辺で京子の将来のために彼女を放流してやらねば
ならないと考える玄帥がいた。
ということで、妻のことは省くとして半年前から二股している玄帥は、
同時期に、別れたくない京子と面倒になりそうな予感しかなくて別れたい
石田との、ふたりの浮気相手との別れを模索する日々が続き、なかなか
決定的な別れを決められず、 とうとうその年の12月にまで二股状態の
まんま突入していった。
「玄ちゃん、私も30(才)になっちゃったよー。
結婚もしてくんないみたいだし、子供も持てないじゃん?
このままじゃ、私だけおババになってずっと1人のままでしょ。
結婚もしてくんないならもう私たち別れたほうがいいよ」
「分かった。
じゃあさ、京子にいい奴ができたらその時に潔く身を引きますわ」
「なんて冷たいヤツなんだー。
私ら8年だよ。
それが8年も尽くした女に言う言葉なの? 酷いねー」
パンパン胸を叩かれて、数歩後ずさりした玄帥はそのままベッドに座り込み
更に押されてベッドの大海原へと胸に京子を抱えたまま、沈んでいった。
妻がいなければ結婚して一緒にいてもいいと思うほど玄帥は京子に
惚れ込んでいた。
だが、それでも妻と離婚してまで彼女と結婚するという選択肢は、
玄帥の中にはなかった。
……となると、もうこの辺で京子の将来のために彼女を放流してやらねば
ならないと考える玄帥がいた。
ということで、妻のことは省くとして半年前から二股している玄帥は、
同時期に、別れたくない京子と面倒になりそうな予感しかなくて別れたい
石田との、ふたりの浮気相手との別れを模索する日々が続き、なかなか
決定的な別れを決められず、 とうとうその年の12月にまで二股状態の
まんま突入していった。