小さいころからずっと好き
「言ってたけど、今日は本番当日ですー」



なぜ、こんなに機嫌が悪いのかわからない。
あんなに、応援楽しみにしているとしつこいぐらい言っていたのに。


きつく新を睨みつけると、ひるんだのか目線をそらされた。



「かわいいんだから、自覚してよね」


「は?」



たまに新は変なことを言うのは知っていたけれど、今回も変みたいだ。



「だから……みぃちゃん、他の男子からもかわいいとか言われてるんだよ?それわかってる?」


「……嫉妬?やきもち?」



無理やり、目線を合わせて新に聞いてみる。



「……」



耳が赤い。
照れている。
かわいい。


私の好きな人はなんで、最近なんでこんなに素直でかわいいんだろう。


思わず、笑みがこぼれる。



「何笑ってるの……」
< 137 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop