小さいころからずっと好き
サッカーは永井の調子が良いらしい。
さすがサッカー部。



「次の種目は借り物競争です。出場者は―」



ぼんやりと結果を眺めていると放送部のアナウンスが聞こえた。そろそろそんな時間かと思い、出場場所へ向かう。



「今回も同じく、恒例の借り物を入れております!」



私たちの順番になり、スタートラインにつく。


恒例の借り物?



「当たってからのお楽しみということで……よーいどん!」



放送部のアナウンスに合わせて私はスタートを切った。


カードをめくり、そこに書かれているものを借りてゴールへ向かう。


借り物に書かれていたものを借りるために、まず自分のクラスのところに行く。


……いない。
どこにいんの?


あたりをきょろきょろと見渡す。



「あ」



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