小さいころからずっと好き
男子からはうらやましがられているみたいだが、新は鼻にかける態度をとる様子はなく、淡々と女子と話すため嫌味を言われるようなことはなかった。



「みぃちゃん、帰ろ」



学校が終わると、いつも通り新と帰る。まれに、なつみと帰ったり、部活が休みだと永井も一緒に途中まで帰ったりすることもある。佐々木さんは、ショッピングモールやカフェが好きみたいで、気が向いたら一緒に行くぐらいには仲良くなった。


付き合う前と変わらずに、未桜の隣には新がいる。ほんの少し変わったこととしたら、手を繋ぐことが多くなったことだ。それと、学校にいるときも一緒にいる時間が多くなった。あとは今まで学校では『みぃちゃん』と呼ぶことがなかったのに、ここ最近は呼んでくれる。これが未桜にとっては1番嬉しいことだ。



「何、にやけてるの……」


「べつに~」


「1人でいるときは、止めなよ。変な人だと思われるから」



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