ホワイト・サマー・エンド

手紙













母に着せられるようにして制服に袖を通す。




教えられた会場に送られ、母に抱きしめられてから、俺は会場に足を踏み入れた。









客を迎えていた衣都のお母さんが、驚いたように目を見開き、「流星くん」と俺の名前を呼んだ。





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