その声を聞かせて
え…?
「寂しそうな顔してた」
そんな…
「俺がさせた」
ぎゅっと抱きしめられる。
そっか…
私はもうその頃には凌の事…
「そうだろ?」
確かに…
嫌だった。
寂しかった。
自分でも気づかないうちに顔に出ちゃってたんだ…
嫉妬する立場じゃなかったのに。
「もうお前を置いてどこにも行かないから」
「あの時は仕方なかったじゃない…」
「それでもだ」
「そんなに自分を責めないでよ」
「由麻…」
「私の所に戻って来てくれたじゃん。それだけで十分だよ」
「…もう限界。そんな可愛い事言われたら」
え?
「俺んち行くぞ」
そう言って軽々と担がれ拉致された。
凌のバイクに乗せられる。
あ…そういえばあの子を送ってった後も何度かこうして後ろに乗る事があったけど…
あの子が被ってたヘルメットと変わってる?
「もしかしてこれあの後買い替えてる?」
「ああ。今更? 他の女が使ってたヘルメットとかなんか嫌じゃね?」
気遣いスペシャリストかって。
付き合ってもなかったのにそこまでしてくれてたんだ。
「寂しそうな顔してた」
そんな…
「俺がさせた」
ぎゅっと抱きしめられる。
そっか…
私はもうその頃には凌の事…
「そうだろ?」
確かに…
嫌だった。
寂しかった。
自分でも気づかないうちに顔に出ちゃってたんだ…
嫉妬する立場じゃなかったのに。
「もうお前を置いてどこにも行かないから」
「あの時は仕方なかったじゃない…」
「それでもだ」
「そんなに自分を責めないでよ」
「由麻…」
「私の所に戻って来てくれたじゃん。それだけで十分だよ」
「…もう限界。そんな可愛い事言われたら」
え?
「俺んち行くぞ」
そう言って軽々と担がれ拉致された。
凌のバイクに乗せられる。
あ…そういえばあの子を送ってった後も何度かこうして後ろに乗る事があったけど…
あの子が被ってたヘルメットと変わってる?
「もしかしてこれあの後買い替えてる?」
「ああ。今更? 他の女が使ってたヘルメットとかなんか嫌じゃね?」
気遣いスペシャリストかって。
付き合ってもなかったのにそこまでしてくれてたんだ。