その声を聞かせて
「それに…、由麻がいない夜が…結構キツい」

それは私もだ。

こうして凌の温もりに包まれて眠れる事がどれだけ幸せか。
一人の夜がどれだけ心細いか。

「由麻。一緒に暮らそう?」

「うんっ…」

「何で泣くの」

凌は指で私の涙を掬う。

「嬉しくてだよ」

「良かった。前から思ってたんだ。でもここ数日で我慢できなくなった。帰ったらまた別々に寝るとか」

「凌っ…」

私を抱きしめ頭を撫でてくれる。

「朝の目覚めもお前がいると最高だし」

「ダーリン?」

「そ。ベイビーちゃん」

そう言って二人でクスクス笑う。

「いつも一人でどうやって起きてるの? あんな寝起き悪くて」

「鬼のようなスヌーズ」

「ふふふ。明日はとりあえずアラーム消しといて」

「ククッ、わかった」

「凌…眠い…」

「ん。寝よ。おやすみ」

「おやすみ」

お互いにキスを交わし心地よい疲労感と、凌の温かい体温に包まれて至極の贅沢を感じながらようやく眠りについた。




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