その声を聞かせて
喉乾いたな…

冷蔵庫開けていいかな…

いや、人様のお家の冷蔵庫を勝手に開けるなんて…そんな事できないっ!

と思いながらしっかり開ける私。

"飲め"

そこにはスムージーが入っていて、メモが付けられていた。
あと水とお茶とアイスコーヒーも。

私が勝手に開けるのを予測していたようだ。

なかなかやるな。

いや待てよ?

よくよく考えたら物凄く親切にされてないか!?

いや金持ちの考えてる事は良くわからないからな。

直樹みたいに笑顔の下に隠してる本音があるはずだ。

まず顔がどタイプ。
悔しいくらいに。

なんなの本当に。

びっくりしたわ。

内心、心臓が口から飛び出たかと思ったわ。

思わず飲み込んだもん。

心臓を。

あ、違う。
息を。

絶対ダメ。
絶対、変な気起こすなよ由麻。

私じゃなくても同じことをすると言ってたもん。

これは彼にとってはただのボランティアだ。
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