その声を聞かせて
関わっちゃいけない人だ。

「シャワーありがとう」

リビングに戻ると凌は救急箱を出して待っていた。

そしてまたどでかいソファを指さされ座らされる。

昨日と同じように膝と足首をもくもくと処置していく彼。

そして終わると携帯を見せられる。

"なんでテコンドー?"

「あ、私? 父方の祖父がテコンドーの師範だったから」

"へぇ。顔似てないよな"

「私は母親似だから」

"てっきり付き合ってんのかと思ってた"

「え、波瑠と? やだ、やめてよね」
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