その声を聞かせて
「恋愛なんてくだらねぇ」
なんだか凌も私と同じで、女嫌いな理由がありそうだとその時思った。
「男なんて嫌いよ」
「俺も男だぞ」
そう言って目を合わせてクスッと互いに笑った。
「てか、部屋ずいぶんワイルドに仕上がってるけど?」
げ!
「あーあははは。ちょっと片付ける時間なくってぇー」
直樹もいなくなって荷物を運び出したおかげで散らかってしまい、そこからはダラダラと生活してたもんだから…
「片付けてやろうか?」
はい?
声優して、歌手もしてるような人に頼めるわけないでしょ!
「気にしないでー。そのうちちゃんと片付けるから」
それからおかゆも食べて薬も飲んだところで、凌は帰って行った。
なんか変なの。
言うならジムが同じだけのただの顔見知りだ。
連絡先だって知らない。
なのにお互いの家には行ったことがあるという奇妙な関係だ。
婚約破棄をしたばかりで恋愛する気はないけど、いかんせんあの見た目に惑わされる。
あとは声。
非常に耳障りが良い。
なんの役も演じてない素の声が。
改めて変な気を起こすなよと自分に言い聞かせた。
何気なしにイヤホンをつけてNRの楽曲を聴いてみる。
いや、うますぎ。
これイヤホンで聴いたらダメなやつ!
耳犯されちまうわ!
私は慌ててイヤホンを外した。
なんだか凌も私と同じで、女嫌いな理由がありそうだとその時思った。
「男なんて嫌いよ」
「俺も男だぞ」
そう言って目を合わせてクスッと互いに笑った。
「てか、部屋ずいぶんワイルドに仕上がってるけど?」
げ!
「あーあははは。ちょっと片付ける時間なくってぇー」
直樹もいなくなって荷物を運び出したおかげで散らかってしまい、そこからはダラダラと生活してたもんだから…
「片付けてやろうか?」
はい?
声優して、歌手もしてるような人に頼めるわけないでしょ!
「気にしないでー。そのうちちゃんと片付けるから」
それからおかゆも食べて薬も飲んだところで、凌は帰って行った。
なんか変なの。
言うならジムが同じだけのただの顔見知りだ。
連絡先だって知らない。
なのにお互いの家には行ったことがあるという奇妙な関係だ。
婚約破棄をしたばかりで恋愛する気はないけど、いかんせんあの見た目に惑わされる。
あとは声。
非常に耳障りが良い。
なんの役も演じてない素の声が。
改めて変な気を起こすなよと自分に言い聞かせた。
何気なしにイヤホンをつけてNRの楽曲を聴いてみる。
いや、うますぎ。
これイヤホンで聴いたらダメなやつ!
耳犯されちまうわ!
私は慌ててイヤホンを外した。