For Myself
「あっ、渚おはよ!!!」



学校に着いて2年生の教室に向かった。最初は元のクラス集合だから仲のいい子はもちろんいる。



「梨華(リカ)おはよう。今日も元気だね。」



「あったぼーよ!!!渚はなんか痩せたね?」



「それはないよ。春休みなんもしてないし。」



梨華は高校で出来た友達。バスケ部に入っていて元気が取り柄って感じの子。何度か、その明るさに救われている。



「瑠生(ルイ)と龍聖(リュウセイ)まだ来てないんだよね。出来たら同じクラスがいいなぁ。」



瑠生も龍聖も高校で出来た友達。と言っても、龍聖は梨華と中学が同じで結構な腐れ縁らしく、瑠生は龍聖と同じ塾に通ってたからとかで交流は多かったらしい。



少し遠い中学の私と仲良くしてくれて私は本当に嬉しい。



「あっ、瑠生と龍聖きた!!!」



と走って梨華は2人の元へ行き私の所へ連れてくる。



「渚おはー。」

「渚おはよ。」


「2人ともおはよう。」



私の周りには美男美女しかいないなとつくづく思う。こんな中に私がいるのが変だけどそれでも仲良くしてくれるから私はいつも甘えてしまう。



3人で春休みの出来事とかを話しながら話を弾ませていると先生が来て一旦解散となる。
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