雨が止むまで。
昼からの授業に間に合うように少し早めに家を出る。

「行ってきます。」

どうせ返事なんて返ってこないのに。

一人暮らしで誰もいない部屋に僕の声が響く。

ガチャ。

鍵を締め、大学へ向かう。

道端には昨日降った雨が、空を反射していた。
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