幼馴染は私を囲いたい!【菱水シリーズ②】
さすがに昨日の今日で飲みに行くような気分になれない。
残業したほうが週明けの仕事に支障がないのはわかっている。
でも今日は帰りたい。
逢生のことが気にかかるっていうのもあるけど、負け試合の後みたいに気持ちが沈んでいる。
こんな日に飲み会に行って盛り上がれるわけがない。
机の上を片付けていると同じように寿実も片付け始めていた。
「あれ?寿実は飲み会に行かないの?」
寿実はにやりと笑った。
「弘部君と付き合うことになったのよ」
寿実に言われても驚かなかった。
恋愛においては百戦錬磨の寿実だし。
「そうなんだ」
はー……私がグダグダと悩んでいるうちに寿実はもう彼氏ができたってわけですか……
ぼっーとしながら窓の外を眺めた。
公園の緑が癒されるわね。
思わず、自分の不甲斐なさに現実逃避をしてしまう。
「ちょっと縁側のおばあさんみたいになってるわよ。しっかりしなさいよ。弘部君は奏花のことが好きだったんだからね?」
「えっ!?嘘!」
「けど、私、弘部君のことが好きだったから邪魔しちゃった。ごめんね」
残業したほうが週明けの仕事に支障がないのはわかっている。
でも今日は帰りたい。
逢生のことが気にかかるっていうのもあるけど、負け試合の後みたいに気持ちが沈んでいる。
こんな日に飲み会に行って盛り上がれるわけがない。
机の上を片付けていると同じように寿実も片付け始めていた。
「あれ?寿実は飲み会に行かないの?」
寿実はにやりと笑った。
「弘部君と付き合うことになったのよ」
寿実に言われても驚かなかった。
恋愛においては百戦錬磨の寿実だし。
「そうなんだ」
はー……私がグダグダと悩んでいるうちに寿実はもう彼氏ができたってわけですか……
ぼっーとしながら窓の外を眺めた。
公園の緑が癒されるわね。
思わず、自分の不甲斐なさに現実逃避をしてしまう。
「ちょっと縁側のおばあさんみたいになってるわよ。しっかりしなさいよ。弘部君は奏花のことが好きだったんだからね?」
「えっ!?嘘!」
「けど、私、弘部君のことが好きだったから邪魔しちゃった。ごめんね」