幼馴染は私を囲いたい!【菱水シリーズ②】
「え?」
「やっぱりどこかで会ったことあるな」
「梶井。奏花から手を離せ」
「先輩だぞ。梶井さんって呼べよ」
梶井さんがサングラスをとり、胸ポケットに差し込んだ。
前髪をかき上げるとその顔がしっかり見えた。
やっぱり見覚えがある。
それもかなり昔―――
「もしかして、公園でチェロを弾いていた高校生!?」
「違うよ」
「なにサラッと嘘ついてるんだ。間違いなくそれは俺だ。やっぱりオデコちゃんか」
「オデコ!?」
「もしくはチョンマゲオデコ」
なにそのネーミングセンス。
確かに私は小学生の頃、前髪を結んでたわよ?
こっちが胸キュンしている時に向こうはチョンマゲオデコって思っていたわけ?
なにこの現実。
ひどすぎる。
「あの時はスランプで悩んでいたけど、チョンマゲオデコのおかげで脱出できたんだったな。ありがとう」
ぽんぽんっと頭を叩かれた。
逢生がその手をばしっと叩こうとしたのを梶井さんはさっと避けた。
「おい!演奏家が手で殴ろうとするな!」
「奏花に触るから」
「やっぱりどこかで会ったことあるな」
「梶井。奏花から手を離せ」
「先輩だぞ。梶井さんって呼べよ」
梶井さんがサングラスをとり、胸ポケットに差し込んだ。
前髪をかき上げるとその顔がしっかり見えた。
やっぱり見覚えがある。
それもかなり昔―――
「もしかして、公園でチェロを弾いていた高校生!?」
「違うよ」
「なにサラッと嘘ついてるんだ。間違いなくそれは俺だ。やっぱりオデコちゃんか」
「オデコ!?」
「もしくはチョンマゲオデコ」
なにそのネーミングセンス。
確かに私は小学生の頃、前髪を結んでたわよ?
こっちが胸キュンしている時に向こうはチョンマゲオデコって思っていたわけ?
なにこの現実。
ひどすぎる。
「あの時はスランプで悩んでいたけど、チョンマゲオデコのおかげで脱出できたんだったな。ありがとう」
ぽんぽんっと頭を叩かれた。
逢生がその手をばしっと叩こうとしたのを梶井さんはさっと避けた。
「おい!演奏家が手で殴ろうとするな!」
「奏花に触るから」