未亡人ママはスパダリ義兄の本気の愛に気付かない
「一回だけ、個人的に銀先生のモデルになったんだ。君のスタイルは芸術的なフォルムをしてるからって・・・。そのとき銀先生はまりあの過去の話を一生懸命聞いてくれて・・・。君には素晴らしい未来が待ってるんだから頑張るんだぞって励ましてくれた。」
「・・・・・・。」
「だからまりあ、決めたんだ。銀先生のお嫁さんになるって。まりあを幸せにしてくれるのは銀先生しかいないって。」
「・・・・・・。」
「それで、銀先生との子供を産むの。男の子と女の子一人ずつ。銀先生に似た男の子とまりあに似た女の子。きっとイケメンと美少女に育つと思うんだ。」
「そっか・・・。」
まりあはまりあなりに龍さんを真剣に想っている。
でも・・・・・・
龍さんはこの子を愛してはいない。
もし少しでも好意があるのならば、私に婚約者のフリをして欲しいなんて言わないはずだ。
まりあちゃんはまだ若いし、もっといいお相手が見つかるだろう。
ここは私が悪役になるしかない・・・