王子とシンデレラの執着愛
紹介
高級マンションの前。
ある女性・風松が高いマンションを見上げている。
首が痛くなるくらいの高層マンション。
憧れの黒北 真龍に会える……!
テレビやネットにも取り沙汰される程有名な、黒北グループの御曹司・真龍。
風松はテレビでたまたま真龍を見て、一目惚れをしたのだ。
同じ人間とは思えないほどの美しい容姿と、爽やかな雰囲気。
どうにかして会えないか、黒北グループの事務所に転職しようとして面接を受けたこともある。
真龍が行っているというネット情報を元に、飲食店などに実際に足を運び通ったりもした。
しかし相手は、有名な財閥の御曹司。
会えるわけもなく……
そんな時だった。
真龍の結婚がネットに取り沙汰されたのだ。
しかも相手は、真龍が通っていたカフェの店員。
もちろん、風松も通っていたカフェだ。
風松は寝込むほど落ち込んだ。
相手も何処かの令嬢や有名人なら、まだ納得出来る。
しかしただの、カフェ店員。
ネットでも、空愛に対して誹謗中傷で炎上したほどだ。
しかしそれはほんの一時的なもので、すぐに収まり落ち着いてきた頃。
風松に、転機が訪れた。
風松が働いている家政婦協会に、真龍の自宅の家政婦派遣を依頼されたのだ。
もちろん風松は責任者に直談判し、今回家政婦として出向することになったのだ―――――――
風松は、気合いを入れるように「よし!」と声に出してマンションに入った。
オートロックの扉前で、チャイムを鳴らす。
マンションの管理人が、インターフォンに出た。
『はい』
「あ、○○家政婦協会の風松です。
今日から、黒北様のお宅でお世話になります」
そう言うと「伺ってます」と言われ、扉が開いた。
扉の向こうに、中年の男性が立っていて「こちらへ」と案内をしてきた。
「こちらの、一番奥のエレベーターをお使いください。
このエレベーターは黒北様専用のエレベーターで、46階まで直行ですので」
「はい、ありがとうございます」
そして風松は、エレベーターに乗り込んだ。
エレベーター内の階数ボタンは、B1、B2、46F、Rのボタンしかなく、風松は46Fのボタンを押した。
スムーズにエレベーターが上がっていく。
そんな中、風松はふとある事を思い出した。
風松の所属する家政婦協会の責任者に直談判した時。
『え!?
行きたいの!?
黒北邸よ?
言っておくけど、そう簡単に代われないからね?』
かなり驚愕していたのだ。
家政婦仲間達にも、何度も『大丈夫なの!?』と心配された。
46階に着き、扉が開いた。
そして風松は、黒北邸に足を踏み入れた。
ある女性・風松が高いマンションを見上げている。
首が痛くなるくらいの高層マンション。
憧れの黒北 真龍に会える……!
テレビやネットにも取り沙汰される程有名な、黒北グループの御曹司・真龍。
風松はテレビでたまたま真龍を見て、一目惚れをしたのだ。
同じ人間とは思えないほどの美しい容姿と、爽やかな雰囲気。
どうにかして会えないか、黒北グループの事務所に転職しようとして面接を受けたこともある。
真龍が行っているというネット情報を元に、飲食店などに実際に足を運び通ったりもした。
しかし相手は、有名な財閥の御曹司。
会えるわけもなく……
そんな時だった。
真龍の結婚がネットに取り沙汰されたのだ。
しかも相手は、真龍が通っていたカフェの店員。
もちろん、風松も通っていたカフェだ。
風松は寝込むほど落ち込んだ。
相手も何処かの令嬢や有名人なら、まだ納得出来る。
しかしただの、カフェ店員。
ネットでも、空愛に対して誹謗中傷で炎上したほどだ。
しかしそれはほんの一時的なもので、すぐに収まり落ち着いてきた頃。
風松に、転機が訪れた。
風松が働いている家政婦協会に、真龍の自宅の家政婦派遣を依頼されたのだ。
もちろん風松は責任者に直談判し、今回家政婦として出向することになったのだ―――――――
風松は、気合いを入れるように「よし!」と声に出してマンションに入った。
オートロックの扉前で、チャイムを鳴らす。
マンションの管理人が、インターフォンに出た。
『はい』
「あ、○○家政婦協会の風松です。
今日から、黒北様のお宅でお世話になります」
そう言うと「伺ってます」と言われ、扉が開いた。
扉の向こうに、中年の男性が立っていて「こちらへ」と案内をしてきた。
「こちらの、一番奥のエレベーターをお使いください。
このエレベーターは黒北様専用のエレベーターで、46階まで直行ですので」
「はい、ありがとうございます」
そして風松は、エレベーターに乗り込んだ。
エレベーター内の階数ボタンは、B1、B2、46F、Rのボタンしかなく、風松は46Fのボタンを押した。
スムーズにエレベーターが上がっていく。
そんな中、風松はふとある事を思い出した。
風松の所属する家政婦協会の責任者に直談判した時。
『え!?
行きたいの!?
黒北邸よ?
言っておくけど、そう簡単に代われないからね?』
かなり驚愕していたのだ。
家政婦仲間達にも、何度も『大丈夫なの!?』と心配された。
46階に着き、扉が開いた。
そして風松は、黒北邸に足を踏み入れた。
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