リアライズの殺人〜私は不仲のアイドルグループメンバーです。〜





そこには…さっき宮敷さんがカートの上に戻したと思った、私と寧音のチャームフィギュア。




なぜかそれがカートからゲストのテーブルの方に移動している。





しかも、寧音のチャームはテーブルの上で倒れ、うつ伏せ状態になっていた。




そして少し離れた位置に置かれた私のチャームが、まるで倒れている寧音に背を向け無視しているかのようにそっぽを向いていた。







ここに持ち込まれたカートは他の三人のものだけを乗せて、私の気がつかないうちにどうやら既ににセットの外に運ばれていったようで。





これが寧音の仕業によるものなのか、単にスタッフが気を使ってくれて残したものがこうなってしまっただけなのか、私にはわからなかった。






でも、それを見たくなくて、もう見なかった事にした。







“そっぽ向いてるのは寧音の方じゃん…。”




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