報復を最愛の君と
到着
私たちを歓迎するかのような青空の下、私たちは門を潜って街に入った。
「わぁ…!ここがカント国!」
思わずそんな声を出してしまう。
街はオシャレで大きな建物がズラリと並び、たくさんの人たちで賑わっていた。
カント国はイコロ国よりも国土が広く、人口も多いためどこの街も賑わっている。
そう聞いていたけれど、予想以上の賑わいように驚いた。
「帰ってきましたね」
スイのその声に、ソラはホッとした表情を見せた。
そうだ、ここはソラの育った国。
そこに帰ってきたのだから、ホッとするのだろう。
そして、ソラは突然フードを被り出した。
「どうしてフード?」
そう聞くと、ソラは少し遠くの掲示板を指差した。
「あれ見て。まあ、国民は俺が長期休みで不在っていうのを知らないから、想像はできてたけどな」
私はそう言われて、掲示板の新聞を見た。
そこに、大きく太文字で書いてあったのは——。
『ソラ・カント王子の不在の真相は?
女王から公式には告げられていない、突然の王子の不在。
実は行方不明?』
「っ…、あれって…」
私が再び視線をソラに戻すと、彼はラク・レタラの姿になっていた。
「ああ、ごめん。国民がソラの姿だと騒ぐかなって、姿を変えた。それで、あれのことだけど。母上には長期休みって伝えてるけど、国民には伝えてないんだろうね」
「……そうみたいだね。でも、なんで?」
私は普通にそう聞いた。
ソラからお母様…カント国女王の話は聞かないから、なにか嫌なことでもあったのかもしれない。
だから、少し申しわけないと思いながらも聞いてしまった。
「母上はいつも言うから。俺は国民には認められないって。だから俺が一人前になるまで、国民に王子として胸を張って紹介することもないって」
ソラの瞳は、どこか悲しげだった。
「そっ…か…」
私は、ソラにそれ以上なにも言えなかった。
どんなことを言えばいいのかも、わからなかった。
「まあ、そんなことは気にしなくていいよ。それよりも、街を案内するよ。ここ最近は気が休まなかっただろ?」
そう言ってにかっと笑ってくれた。
私はソラに笑顔で返した。
「うん!ソラの好きなところ、案内してほしいな」
「ぜひ、私にも教えてください!」
「俺も行くよー」
ルナもスイものっかってきてくれた。
それから、ソラがホッとしたように笑って言った。
「ああ、任せとけ。じゃ、まずは服の調達だな」
ソラは少し奥にある服屋さんを指差した。
それから、楽しそうに走っていってしまった。
ーーーーー
「姫様!着れましたか?」
「き、着れたけど…。これ、私にはかわいすぎるよ!?」
「いいんですってば!開けますよ?」
「わわっ!待っ——」
シャッ!
カーテンが勢いよく開かれてしまった。
そして、自分の服装を恥ずかしがるよりも先に、ルナの来ている服に見入ってしまった。
ルナは真っ白の薄いブラウスに、淡いピンクのミニスカート、膝下までの長くて白い靴下、靴はリボンのついたピンク色のもの。
私の国では売っていない珍しい服だったから、さらに特別かわいく見えてしまうのかもしれない。
「すっごくかわいいです姫様!!ソラ様とスイ様を呼んできますね!」
「えっ…ちょっとま……」
ルナは光の速さでいなくなってしまった。
私は目の前に置いてある鏡で、自分の姿を確認した。
ここは東洋の国の文化を取り入れている街みたいで、なんだか服が複雑なつくりになっている。
真っ白な半袖の服に、水色の…ジャージっていうのかな。
それを着てて、下は水色のミニスカート。
デザインがすごくかわいいんだ。
そんなふうに自分の姿を見ていると、ソラとスイが来た。
「わぁ…!ここがカント国!」
思わずそんな声を出してしまう。
街はオシャレで大きな建物がズラリと並び、たくさんの人たちで賑わっていた。
カント国はイコロ国よりも国土が広く、人口も多いためどこの街も賑わっている。
そう聞いていたけれど、予想以上の賑わいように驚いた。
「帰ってきましたね」
スイのその声に、ソラはホッとした表情を見せた。
そうだ、ここはソラの育った国。
そこに帰ってきたのだから、ホッとするのだろう。
そして、ソラは突然フードを被り出した。
「どうしてフード?」
そう聞くと、ソラは少し遠くの掲示板を指差した。
「あれ見て。まあ、国民は俺が長期休みで不在っていうのを知らないから、想像はできてたけどな」
私はそう言われて、掲示板の新聞を見た。
そこに、大きく太文字で書いてあったのは——。
『ソラ・カント王子の不在の真相は?
女王から公式には告げられていない、突然の王子の不在。
実は行方不明?』
「っ…、あれって…」
私が再び視線をソラに戻すと、彼はラク・レタラの姿になっていた。
「ああ、ごめん。国民がソラの姿だと騒ぐかなって、姿を変えた。それで、あれのことだけど。母上には長期休みって伝えてるけど、国民には伝えてないんだろうね」
「……そうみたいだね。でも、なんで?」
私は普通にそう聞いた。
ソラからお母様…カント国女王の話は聞かないから、なにか嫌なことでもあったのかもしれない。
だから、少し申しわけないと思いながらも聞いてしまった。
「母上はいつも言うから。俺は国民には認められないって。だから俺が一人前になるまで、国民に王子として胸を張って紹介することもないって」
ソラの瞳は、どこか悲しげだった。
「そっ…か…」
私は、ソラにそれ以上なにも言えなかった。
どんなことを言えばいいのかも、わからなかった。
「まあ、そんなことは気にしなくていいよ。それよりも、街を案内するよ。ここ最近は気が休まなかっただろ?」
そう言ってにかっと笑ってくれた。
私はソラに笑顔で返した。
「うん!ソラの好きなところ、案内してほしいな」
「ぜひ、私にも教えてください!」
「俺も行くよー」
ルナもスイものっかってきてくれた。
それから、ソラがホッとしたように笑って言った。
「ああ、任せとけ。じゃ、まずは服の調達だな」
ソラは少し奥にある服屋さんを指差した。
それから、楽しそうに走っていってしまった。
ーーーーー
「姫様!着れましたか?」
「き、着れたけど…。これ、私にはかわいすぎるよ!?」
「いいんですってば!開けますよ?」
「わわっ!待っ——」
シャッ!
カーテンが勢いよく開かれてしまった。
そして、自分の服装を恥ずかしがるよりも先に、ルナの来ている服に見入ってしまった。
ルナは真っ白の薄いブラウスに、淡いピンクのミニスカート、膝下までの長くて白い靴下、靴はリボンのついたピンク色のもの。
私の国では売っていない珍しい服だったから、さらに特別かわいく見えてしまうのかもしれない。
「すっごくかわいいです姫様!!ソラ様とスイ様を呼んできますね!」
「えっ…ちょっとま……」
ルナは光の速さでいなくなってしまった。
私は目の前に置いてある鏡で、自分の姿を確認した。
ここは東洋の国の文化を取り入れている街みたいで、なんだか服が複雑なつくりになっている。
真っ白な半袖の服に、水色の…ジャージっていうのかな。
それを着てて、下は水色のミニスカート。
デザインがすごくかわいいんだ。
そんなふうに自分の姿を見ていると、ソラとスイが来た。


