Good day ! 4【書籍化】
「おー、やってるな」
「真一さん! 早かったのね」
「ああ。佐倉と伊沢も一緒だよ」
16時になると、野中が大和と伊沢を連れて姿を現した。
3人ともラフな私服姿で、フライトを終えてリラックスした雰囲気だった。
「おかえりなさい」
恵真も大和に声をかける。
「ただいま、恵真。おっ、うまそうだな」
「少し早いけど、始めちゃいましょうか」
皆も頷いて、早速バーベキューを始めた。
大和たちは軽く缶ビールを1本ずつ飲み、お肉を焼きながら話し込んでいる。
子どもたちは、焼き上がるお肉を次々と平らげていった。
「ひゃー、食べ盛りの男子がいると、あっという間にお肉がなくなるのね」
こずえは感心しつつ、忙しく食材を用意する。
「こずえさん、子どもたちは自分で焼けるから。私たちもこっちで食べましょうよ」
彩乃がデッキのベンチに誘い、恵真と3人でおしゃべりしながら美味しく味わった。
「はあ、外で食べると気持ちいい」
「うん。主婦ってたまには家族以外の友達とおしゃべりしないと、やっていけないわよね」
「分かるー。でもそれって主婦だけじゃなくて、夫も子どももそうでしょ? だから私たち、本当に恵まれてるわ。みんなこの場にいるのに、ちゃんとそれぞれストレス発散出来てるんだもん」
確かに、と彩乃の言葉に、恵真もこずえも頷く。
食事の最後に、子どもたちはチョコレートフォンデュを、大人はチーズフォンデュを楽しんだ。
野中や伊沢と楽しそうにビールを飲んでいる大和。
翔一や美羽とのおしゃべりが止まらない翼と舞。
そして何でも話せるこずえと彩乃と一緒にいる恵真。
仕事でもプライベートでも、自分はこんなに恵まれている。
そう感じて、恵真は改めて幸せな日常に感謝していた。
「真一さん! 早かったのね」
「ああ。佐倉と伊沢も一緒だよ」
16時になると、野中が大和と伊沢を連れて姿を現した。
3人ともラフな私服姿で、フライトを終えてリラックスした雰囲気だった。
「おかえりなさい」
恵真も大和に声をかける。
「ただいま、恵真。おっ、うまそうだな」
「少し早いけど、始めちゃいましょうか」
皆も頷いて、早速バーベキューを始めた。
大和たちは軽く缶ビールを1本ずつ飲み、お肉を焼きながら話し込んでいる。
子どもたちは、焼き上がるお肉を次々と平らげていった。
「ひゃー、食べ盛りの男子がいると、あっという間にお肉がなくなるのね」
こずえは感心しつつ、忙しく食材を用意する。
「こずえさん、子どもたちは自分で焼けるから。私たちもこっちで食べましょうよ」
彩乃がデッキのベンチに誘い、恵真と3人でおしゃべりしながら美味しく味わった。
「はあ、外で食べると気持ちいい」
「うん。主婦ってたまには家族以外の友達とおしゃべりしないと、やっていけないわよね」
「分かるー。でもそれって主婦だけじゃなくて、夫も子どももそうでしょ? だから私たち、本当に恵まれてるわ。みんなこの場にいるのに、ちゃんとそれぞれストレス発散出来てるんだもん」
確かに、と彩乃の言葉に、恵真もこずえも頷く。
食事の最後に、子どもたちはチョコレートフォンデュを、大人はチーズフォンデュを楽しんだ。
野中や伊沢と楽しそうにビールを飲んでいる大和。
翔一や美羽とのおしゃべりが止まらない翼と舞。
そして何でも話せるこずえと彩乃と一緒にいる恵真。
仕事でもプライベートでも、自分はこんなに恵まれている。
そう感じて、恵真は改めて幸せな日常に感謝していた。