目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!
目指せ、一人前の妖精!
「ユリ〜! もう朝よ、起きなさーい」
お母さんの大きな声で、ユリは目を覚ましました。
「ユリ、おはよう」
「お母さん、おはよう。お父さんは?」
「お父さんは、もうとっくに起きてお花に水やりしてるわよ」
ユリのおうちは、お花屋さんです。もともとユリのおじいちゃんとおばあちゃんのお店でしたが、ユリがまだ小さかった頃に病気で亡くなってから、お父さんとお母さんが2人で協力してお仕事しています。
お花をキレイに保たなくてはいけないので、いつもお父さんとお母さんは朝から大忙しです。
ユリのなぞなぞ
食べ物のためにある月ってなーんだ?
< 1 / 41 >