目指せ、一人前の妖精!お花の幸せは、わたしが守る!
目指せ、一人前の妖精!

「ユリ〜! もう朝よ、起きなさーい」



お母さんの大きな声で、ユリは目を覚ましました。



「ユリ、おはよう」



「お母さん、おはよう。お父さんは?」



「お父さんは、もうとっくに起きてお花に水やりしてるわよ」



ユリのおうちは、お花屋さんです。もともとユリのおじいちゃんとおばあちゃんのお店でしたが、ユリがまだ小さかった頃に病気で亡くなってから、お父さんとお母さんが2人で協力してお仕事しています。

お花をキレイに保たなくてはいけないので、いつもお父さんとお母さんは朝から大忙しです。




ユリのなぞなぞ
食べ物のためにある月ってなーんだ?
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