どうも、魔導師様に拾われた幼女です!
「り、リヴェルトナス様…」
「小さな子を自分の傍に置かせるなど、気色の悪い。どんな思考してるんでしょうかね?幼女趣味なんて趣味が悪すぎる」
「リヴェルトナス様…ご自身のことを言われているのですか?」
ロドリゴがまたもや呆れたようにため息を吐き、私の心をグサリと的確に刺す言葉で落ち着かせてきた。
一応言っておく、私は幼女趣味ではない。
メリーが好きなだけだ。
「すみません…取り乱しました」
「本日のリヴェルトナス様はらしくあられませんね。お嬢様の影響でしょうが。…リヴェルトナス様、囲うと決めたからには徹底的に。潰すとお決めになられたなら、素早くでも時間をかけてでも木端微塵にしてください」
なかなか、私の悪いところに影響された執事長だ。
息子のセバスもこうならないか、心配になる。
最終的にセバスはメリー付きの執事という誰もが羨むポジションに就くだろうが、悪影響だと判断されたら取り消しだ。
そもそもメリーの近くに私以外の男がいるなんて許されることではないのだから。
「メリー、遅いですね」
「リヴェルトナス様、レディを遅いなんて言ってはいけませんよ。幼いころお教えした記憶がございますが」
「女性と、遅いと感じるほど一緒にいた記憶の方がありませんので。そもそも私は女性を待つようなことしていないでしょう?婚約者もいないですし。なのでパーティのエスコートで、どこかの家で御令嬢を待つこともありませんし」
「あぁそうですか。…お嬢様はお辛い暮らしをしていらしたのでしょう?普通の方と同じ時間を求めてはいけませんよ。リヴェルトナス様が比べてるのは男性でしょう、しかも早く湯浴みを追えないといけない私たちと!」
メリーはどんな姿でもきれいだし可愛いのにな、と思う。
薄汚れていたが、そんな姿も可愛らしい。
みすぼらしい彼女が、すごく愛くるしい。
いつか傷ついてる姿も、泣いている姿も、ショックで呆然としている姿も、…全部、見たい。
「…リヴェルトナス様って…変態ですよね」
「そんな不名誉な。私はあなたの主人ですよ」
「リヴェルトナス様はいつも主従関係なんてわざわざアピールしませんのにね。自覚はあるのですか、一番タチが悪い」
「…セバスがあなたに似ないことを祈るばかりです」
セバスがロドリゴに似てしまったら、メリーにいい影響は何一つないとしか言えない。
いや、ベつに自らメリーから離れてくれるならそれでもいいけど。
「小さな子を自分の傍に置かせるなど、気色の悪い。どんな思考してるんでしょうかね?幼女趣味なんて趣味が悪すぎる」
「リヴェルトナス様…ご自身のことを言われているのですか?」
ロドリゴがまたもや呆れたようにため息を吐き、私の心をグサリと的確に刺す言葉で落ち着かせてきた。
一応言っておく、私は幼女趣味ではない。
メリーが好きなだけだ。
「すみません…取り乱しました」
「本日のリヴェルトナス様はらしくあられませんね。お嬢様の影響でしょうが。…リヴェルトナス様、囲うと決めたからには徹底的に。潰すとお決めになられたなら、素早くでも時間をかけてでも木端微塵にしてください」
なかなか、私の悪いところに影響された執事長だ。
息子のセバスもこうならないか、心配になる。
最終的にセバスはメリー付きの執事という誰もが羨むポジションに就くだろうが、悪影響だと判断されたら取り消しだ。
そもそもメリーの近くに私以外の男がいるなんて許されることではないのだから。
「メリー、遅いですね」
「リヴェルトナス様、レディを遅いなんて言ってはいけませんよ。幼いころお教えした記憶がございますが」
「女性と、遅いと感じるほど一緒にいた記憶の方がありませんので。そもそも私は女性を待つようなことしていないでしょう?婚約者もいないですし。なのでパーティのエスコートで、どこかの家で御令嬢を待つこともありませんし」
「あぁそうですか。…お嬢様はお辛い暮らしをしていらしたのでしょう?普通の方と同じ時間を求めてはいけませんよ。リヴェルトナス様が比べてるのは男性でしょう、しかも早く湯浴みを追えないといけない私たちと!」
メリーはどんな姿でもきれいだし可愛いのにな、と思う。
薄汚れていたが、そんな姿も可愛らしい。
みすぼらしい彼女が、すごく愛くるしい。
いつか傷ついてる姿も、泣いている姿も、ショックで呆然としている姿も、…全部、見たい。
「…リヴェルトナス様って…変態ですよね」
「そんな不名誉な。私はあなたの主人ですよ」
「リヴェルトナス様はいつも主従関係なんてわざわざアピールしませんのにね。自覚はあるのですか、一番タチが悪い」
「…セバスがあなたに似ないことを祈るばかりです」
セバスがロドリゴに似てしまったら、メリーにいい影響は何一つないとしか言えない。
いや、ベつに自らメリーから離れてくれるならそれでもいいけど。


