年下敏腕パイロットは想い焦がれた政略妻をこの手で愛して離さない
その日の夕方、私は空港内の会議室にいた。ここは空港関係者向けのミーティングルームとして使われるほか、記者会見が開かれることもある場所だ。
広々とした室内には、中央に大きなテーブルが置かれ、その周囲を数脚の椅子が囲んでいる。部屋の隅には撮影用のライトやカメラがセッティングされていて、それを芽衣が忙しそうにチェックしている。
「チーフ、お疲れ様です」
「莉子ちゃんも来たの?」
同じく早番だった莉子ちゃんが私服で現れて、私は目を丸くする。
「つい興味が湧いて……それに、生の鷹野機長も見たくて。芽衣さんに聞いたら、来てもいいって言われたので」
本当に屈託がなく、かわいらしい彼女に、私もつい笑ってしまった。
「結局、そっちが本音ね」
「はい、すみません」
莉子ちゃんは謝りつつ、周りを見回した。
「あれ? 北村さんはまだですか? 新人は今日マナー研修だったみたいで、けっこう早く終わったはずなんですけど」
私も先ほどから彼女が来ていないことが気になっていてた。莉子ちゃんの話を聞いて、入り口の方を見た。
広々とした室内には、中央に大きなテーブルが置かれ、その周囲を数脚の椅子が囲んでいる。部屋の隅には撮影用のライトやカメラがセッティングされていて、それを芽衣が忙しそうにチェックしている。
「チーフ、お疲れ様です」
「莉子ちゃんも来たの?」
同じく早番だった莉子ちゃんが私服で現れて、私は目を丸くする。
「つい興味が湧いて……それに、生の鷹野機長も見たくて。芽衣さんに聞いたら、来てもいいって言われたので」
本当に屈託がなく、かわいらしい彼女に、私もつい笑ってしまった。
「結局、そっちが本音ね」
「はい、すみません」
莉子ちゃんは謝りつつ、周りを見回した。
「あれ? 北村さんはまだですか? 新人は今日マナー研修だったみたいで、けっこう早く終わったはずなんですけど」
私も先ほどから彼女が来ていないことが気になっていてた。莉子ちゃんの話を聞いて、入り口の方を見た。