25年ぶりに会ったら、元・政略婚相手が執着系社長になってました
美和子の潤んだ瞳が、真樹の動きを追う。
そっと脚を広げさせられ、シルクのローブが滑り落ちるように床へ落ちた。
柔らかな太腿を両手で押し開くように包み、真樹はゆっくりと彼女の奥に触れていく。
「……濡れてるな」
耳元で囁かれた声が、全身を痺れさせた。
そのまま、美和子はふいに浮き上がるような感覚に包まれた。
真樹が、彼女の身体を軽々と抱き上げたのだ。
「今夜は……ちゃんとベッドで愛してやる」
そう言って寝室へ向かう足取りは、どこまでも余裕に満ちていた。
ベッドに降ろされた美和子の脚を、真樹は丁寧に広げ、顔をその間に埋める。
まるで神聖な供物を扱うように、執拗な舌と指が、美和子の敏感な奥を何度も探り当てていく。
「んっ……やぁ……っ……」
もはや声にならない声が、喉の奥から漏れ出る。
舌が吸い上げ、指が撫で、唇が這い、また突く。
呼吸が合間をなくし、どこがどこかわからないほどに、感覚だけが美和子を突き動かす。
「あぁ……っ、もう……やめて……」
「やめないよ。まだ、足りないからな」
そう言って真樹はようやく身体を起こし、自らのシャツを脱ぎ、ベルトを外す。
その仕草さえもどこか優雅で、挑発的で――女であることを忘れられなくなる。
すでに何度も絶頂を迎え、汗ばんだ肌がシーツに絡みつく美和子。
目の焦点すら合わなくなりかけているとき――
「まだ終わらせない」
真樹の身体が、彼女の上に覆いかぶさってきた。
熱く、硬く、張り詰めたそれが、ゆっくりと美和子の中へ押し入ってくる。
「……あぁ……っ……!」
貫かれるような衝撃。
けれどそれは痛みではなく、むしろ喜びに近い。
求めていたものがようやく繋がった、そんな感覚。
「……美和子、愛している」
その低い声とともに、熱が奥へ奥へと流れ込み、
快楽は再び、美和子の意識をさらっていく――。
「綺麗だよ、美和子……全部、俺に見せて。隠すな」
真樹の囁きは低く熱く、まるで命令のように甘く耳に絡みついた。
何度も、何度も、彼の奥深くまで受け入れさせられ、美和子は自分でも抑えが効かなくなっていた。
吐息も、声も、溶けていく理性も、すべて真樹に奪われていく。
そして、真樹がふと顔を上げ、美和子の目をまっすぐに見つめた。
その目には熱と、野性と、強烈な執着が宿っていた。
「……お前は、俺のものだ」
その瞬間、全身を貫くような衝撃が美和子を襲った。
初めて“お前”と呼ばれた。
甘く支配される響きに、女としての何かが一気に解放されるのを感じた。
真樹の動きはさらに深く、強く、美和子の奥へと沈んでいく。
快楽の波が繰り返し押し寄せ、もう何度目かわからない絶頂の果て、
やがて真樹も、美和子の名を低く唸るように呼びながら果てた。
静寂の中で、交わされた鼓動だけが重なり合っていた。
そっと脚を広げさせられ、シルクのローブが滑り落ちるように床へ落ちた。
柔らかな太腿を両手で押し開くように包み、真樹はゆっくりと彼女の奥に触れていく。
「……濡れてるな」
耳元で囁かれた声が、全身を痺れさせた。
そのまま、美和子はふいに浮き上がるような感覚に包まれた。
真樹が、彼女の身体を軽々と抱き上げたのだ。
「今夜は……ちゃんとベッドで愛してやる」
そう言って寝室へ向かう足取りは、どこまでも余裕に満ちていた。
ベッドに降ろされた美和子の脚を、真樹は丁寧に広げ、顔をその間に埋める。
まるで神聖な供物を扱うように、執拗な舌と指が、美和子の敏感な奥を何度も探り当てていく。
「んっ……やぁ……っ……」
もはや声にならない声が、喉の奥から漏れ出る。
舌が吸い上げ、指が撫で、唇が這い、また突く。
呼吸が合間をなくし、どこがどこかわからないほどに、感覚だけが美和子を突き動かす。
「あぁ……っ、もう……やめて……」
「やめないよ。まだ、足りないからな」
そう言って真樹はようやく身体を起こし、自らのシャツを脱ぎ、ベルトを外す。
その仕草さえもどこか優雅で、挑発的で――女であることを忘れられなくなる。
すでに何度も絶頂を迎え、汗ばんだ肌がシーツに絡みつく美和子。
目の焦点すら合わなくなりかけているとき――
「まだ終わらせない」
真樹の身体が、彼女の上に覆いかぶさってきた。
熱く、硬く、張り詰めたそれが、ゆっくりと美和子の中へ押し入ってくる。
「……あぁ……っ……!」
貫かれるような衝撃。
けれどそれは痛みではなく、むしろ喜びに近い。
求めていたものがようやく繋がった、そんな感覚。
「……美和子、愛している」
その低い声とともに、熱が奥へ奥へと流れ込み、
快楽は再び、美和子の意識をさらっていく――。
「綺麗だよ、美和子……全部、俺に見せて。隠すな」
真樹の囁きは低く熱く、まるで命令のように甘く耳に絡みついた。
何度も、何度も、彼の奥深くまで受け入れさせられ、美和子は自分でも抑えが効かなくなっていた。
吐息も、声も、溶けていく理性も、すべて真樹に奪われていく。
そして、真樹がふと顔を上げ、美和子の目をまっすぐに見つめた。
その目には熱と、野性と、強烈な執着が宿っていた。
「……お前は、俺のものだ」
その瞬間、全身を貫くような衝撃が美和子を襲った。
初めて“お前”と呼ばれた。
甘く支配される響きに、女としての何かが一気に解放されるのを感じた。
真樹の動きはさらに深く、強く、美和子の奥へと沈んでいく。
快楽の波が繰り返し押し寄せ、もう何度目かわからない絶頂の果て、
やがて真樹も、美和子の名を低く唸るように呼びながら果てた。
静寂の中で、交わされた鼓動だけが重なり合っていた。