あの日、君に言えなかったこと
【62ページ目】
コマ1:
澪が立ち上がる。拓海の顔を見ないまま、小さくつぶやく。
【澪】
「少しだけ…考えさせてください。」
コマ2:
拓海が立ち上がらず、微笑んでうなずく。
【拓海】
「うん。ちゃんと待ってる。」
コマ3:
夕暮れのキャンパス。歩き出す澪の背中。
【澪(心の声)】
「安心をくれる人…優しい人…。だけど…」
コマ4:
澪の目に浮かぶのは、悠真が微笑む姿。
【澪(心の声)】
「本気の気持ちって…安心と同じじゃない。」
コマ1:
澪が立ち上がる。拓海の顔を見ないまま、小さくつぶやく。
【澪】
「少しだけ…考えさせてください。」
コマ2:
拓海が立ち上がらず、微笑んでうなずく。
【拓海】
「うん。ちゃんと待ってる。」
コマ3:
夕暮れのキャンパス。歩き出す澪の背中。
【澪(心の声)】
「安心をくれる人…優しい人…。だけど…」
コマ4:
澪の目に浮かぶのは、悠真が微笑む姿。
【澪(心の声)】
「本気の気持ちって…安心と同じじゃない。」