君の隣。
それでもわたしにとってはなんてこともないことだった
食事はわたしの地元の近くで済ませ、
車の中も食事中もわたしたちは会話が絶えることがなかった
「今日はありがとう
じゃあ、また学校で」
「うん、また学校でね」
そう言ってわたしたちは別れたけれど帰宅途中のはずの柊から
((今日はたのしかった
またごはんでも行こうな))
と連絡がきていた
わたしも楽しい時間が過ごせたと思っていたところだ
それから学校でも会っていたが学校以外で次に会う日はそう日にちは空かなかった
今度は柊の地元の方で食事をすることになった
わたしの地元までむかえにきてもらいそれから柊の地元の方まで向かう
隣の県とはいえどこか旅行した気分になった
食事場所に着くまで柊はいろいろ地元を紹介してくれた
食事は鉄板焼き屋に連れて行ってくれて楽しく食事を終えた
鉄板焼き屋を後にして車に乗り柊が
「あとひとつ連れていきたいところがあるんだけどいい?」
と聞かれて"いいよ"と答えるとそこの場所に車を走らせた