突然、課長と秘密の関係になりました
「でもさー、この間引っ越してきたばかりなのに、みんなで片付けないといけない部屋、ヤバくない!?」
そう笑いながら浩司は一彩のCDを棚に並べ直していた。
仕事に行く時間までやってくれるらしい。
「いや……どうせ短い間かなと思って、家具をあまり持ってこなかったのが敗因ですよ」
そう一彩は言った。
散らかっているというか。
入れる場所がない、という感じだ。
「どうする?
新しい本棚や収納ケースを買いに行くか。
前の家に取りに行くか」
「あ~、この部屋に合わせて、新しいものを買った方がいいかもしれませんね」
「じゃあ、先に片付けよう。
物を減らしてから収納用品を買った方がいいと言うじゃないか」