突然、課長と秘密の関係になりました
 


「そうだ。
 収納グッズを買いに行くのもいいが、あそこにカラの三段ボックスがあったような。

 とりあえず、持ってきて入れとくか」

 そう言う彰宏について行くと、彰宏は廊下の奥まった場所にある部屋のドアを開ける。

「あのー、ここは?」

「今、住んでない兄弟の部屋だ」

「入っちゃっていいんですか?」

「細かいことを気にするやつじゃないから。
 いらないものくらいしか置いてってないから、好きに使えと言ってたし」

 へえ、と一彩はその部屋を眺めた。

 こざっぱりとした部屋だ。

 課長の部屋もこんなだろうかな、と思って、ハッとする。
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