推しにガチ恋ってアリですか⁉︎



「るーあ」

「どわっ⁉︎ たったた高峰くんおはよう……!」

「ん、おはよ。あ〜ねむっ」



朝。

高峰くんが後ろから顔を覗き込んできて心臓が跳ねる。

伸びしてるのかっこよすぎ……⁉︎
気づかれないように悶絶する。



「ね、俺のこと好きになった?」

「はい⁉︎」



そしていきなり何を言い出すんですか⁉︎
突拍子のなさも健在……。



「なるわけない!絶対ならない!」

「ざーんねん」



いやだから推し!推しなんですってば!!

高峰くん絶対自分が国宝級にかっこいいってこと分かってないよね?

恋愛対象通り越して天然記念物になっちゃうの分かってないよね⁉︎



「あ、花野井。また琳斗に絡まれてんの?」

「野柳くん!」

「え、瑠亜こいつと仲良いの?」



そこへ来た彼に、高峰くんは意外そうな顔をした。



「野柳くんと、その彼女の涼香が私の親友で。それと秀馬くんでよく一緒にいるの」

「あー、累が溺愛してる樋泉さんか」



涼香のことは知ってるらしい。
まぁ、野柳くんと仲がいいから当然だけど。


< 59 / 211 >

この作品をシェア

pagetop