推しにガチ恋ってアリですか⁉︎

今日は野柳くんが入ってる男子バレーボール部と秀馬くんの男子バスケットボール部。

両方とも体育館スポーツなのに加えて、部活がある日が大体被っているんだよね。

男バレ……ってことは高峰くんもいるかなぁ。



「ほら瑠亜、はやく。俺餓死する」

「大げさだってば!」



ため息をつきながら、今日余ったゼリーを渡す。

ソーダのゼリーで、フルーツが浮かんでるんだ。



「……⁉︎ なんだこれ、パチパチする!」

「へへっ、炭酸ジュースのゼリーだからね!
びっくりした?」

「うるせーなっ。それ先に言えよ……」



ブツブツ言いながらもせっせと口に運んでる。

いつの間にか涼香と野柳くんは先に帰ってしまったらしい。



「なぁ瑠亜、今日は俺と帰ろ」

「う〜、高峰くん見たかったけど諦める……!」

「いつも諦めとけ」

「⁉︎ っ、秀馬くんのバカっ!」

「おい声でかいって!」



秀馬くんはなんでいつも高峰くんに敵意ありまくりなんだろう。



「高峰くんのかっこよさを知ってほしいよ〜」

「黙れ」

「ひどっ!」



秀馬くんにも高峰くんの魅力を知ってもらわねば!

私は密かに決意を固めた。

< 58 / 211 >

この作品をシェア

pagetop