推しにガチ恋ってアリですか⁉︎



「瑠亜、こっちこっち」

「お腹すいたぁぁぁ」



私はお弁当を持って屋上に来ていた。

隣に座ろうとすると、「瑠亜はここでしょ」と座っている高峰くんの足の間に動かされる。

……っ落ち着いて食べれそうにないってば〜!
ほら心臓も壊れそうだし……っ。

しかも、朝のお誘いの後、授業中もずっとソワソワしてたんだから。

涼香に話したらすごく喜んでくれた。



「そういえば瑠亜、家庭科部なの?」

「う?あ、そうだけど……」



食べ始めると、高峰くんが私の髪を弄びながら聞いてきた。

言ったことないのに、どうして知ってるんだろう。



「昨日さ、牙城と帰ってたでしょ」

「……!」



見られてたんだ、ゼリー渡してるところ……!

秀馬くんとの話に夢中になってすっかり忘れてたよ。



「なんなのあの餌付け」

「⁉︎ え、餌って……」

「牙城にはいいんだ」



……っ。

拗ねてる高峰くんかわいいよぉ。

じゃなくて!!


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