推しにガチ恋ってアリですか⁉︎
これだって一応家庭科部だし。
料理は苦手ではないし!
それよりも「美味しかった」と言ってくれた高峰くんに嬉しくなっていると。
「急にあーんなんて、大胆」
「ひ……やっ」
後ろから抱きついてきた。
密着した体と体温に顔が熱くなる。
「まだ俺のこと好きじゃない?」
「……そんな急に好きになれないっ」
「はー、俺だけ沼らせるなんてタチ悪いね」
「⁉︎」
ヌマラセ……?
あとで涼香に聞いておこう。
「ていうかなんで俺が推しになったの?」
「……っひ、ひみつ!」
「ふーん」
かっこいいからとか、そんなのメンクイみたいじゃん!
いや実際そうなのかもしれないけど……。
「じゃ、夏休みどこ行きたいか考えといてね」
「っ!うん……!」
やっぱり、推しは尊いのです。