あの夏、金木犀が揺れた
数日後、校庭の金木犀の木の下で、琥太朗と笑い合った。

彼の金髪は黒に戻り、ピアスはなくなった。

母さんの治療も順調で、彼の笑顔が戻った。

私はスケッチブックを開く。

金木犀の木と、笑う二人の絵。

「コハク、絵、すげえな。ずっと描けよ」

琥太朗が笑う。

「君がいるから、描けるよ」

私が答えると、彼の手が私の手を握る。

金木犀の香りが、未来を包む。

あの夏、言えなかった「好き」が、今、君と私の全て。

これからも、ずっと、君と一緒に。

星空の下、金木犀がそっと囁く。


私たちの愛は、永遠だと。
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