何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした
3.
お買い物は順調にサクサクと終わった。
それもこれも優柔不断なわたしとは違い、千聖さまの判断の早さのお陰だった。
わたしの好みを聞くと的確なアイテムを提示してくれる。
それでわたしはひたすらに頷いて購入決定という流れなので本当にあっという間だった。
ただ、キッチン用品は千聖さまが「すずちゃんが心から楽しめるように」と、本格的なアイテムから可愛らしいデザインのものまで随分と沢山買っていたようだが、お金の方は大丈夫なのかそれだけハラハラしたけれど、翠さまが嬉しそうに「大丈夫、あとで体で払ってもらうから」と言うので、訳も分からずその言葉に頷いていたら翠さまは仁さまに思いっ切りゲンコツをくらっていた。