何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした
千聖さまは仁さまを想って抱きついたのに、わたしは翠さまに抱きしめられながら敦さまに想いを馳せた。

…なんて最低なんだろう。

けれど、物心ついた時から、お会いするずっと前からお慕いしてきたのだ。

そう簡単に冷めるものではない。

それに、翠さまだってわたしのことを好きで抱きしめたわけではないのかも知れない。

『同情』

そうに違いないと、思うことにした。

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