何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした
十分に温まりお風呂から上がると、脱衣所に見覚えのない下着とルームウェアが用意されていた。
「…」
これを着ろって、ことだよね…?
下着は未使用みたいだけれど、いざ身につけてみるとサイズが合わない。
ショーツは普通に履けたから一安心だ。
でも、ルームウェアのサイズも合わずにブラとは反対にブカブカだ。
あまりの不恰好さに恥ずかしさを覚えつつも、髪の毛をサッと乾かし脱衣所を出ると彼が立っていた。
「わっ!」
「お、ちゃんと温まったか?…って、ルームウェアブカブカじゃねぇか。お前、どんだけ華奢なの」
「あ、あのっ、」
「よし、行くぞ」
「え?行くってどこへ…っ、」