何もかも失ったわたしに待ち受けていたのはイケメン達との極甘な同居生活でした
1.3人のイケメン

「取り敢えず上がって?いま拭くもん持ってくるから」

「あっ、あの…、やっぱり、わたしっ」

「おっ、ラッキ、風呂沸いてるじゃん。アンタ、そのまま風呂入れば?」

「え"っ!?」

「そのままじゃ確実に風邪引くぜ?それとも今すぐ俺に温めて欲しい?」

「っ!お風呂お借り致しますっ」



お風呂場まで案内されて、わたしは全身びしょ濡れのまま脱衣所で立ち尽くした。

…、これは、いったい、どういう状況なのかしら…。

わたしはーーー

「っ、くしゅ」

いけない、このままでは本当に風邪を引いてしまいそう。

わたしは大人しく彼の言うとおりにお風呂に入ることにした。


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