心理カウンセラーと傾国美男(イケメン)と社内公募婚~導きたいのに私が甘く導かれてます~
◇
大好きなガラス張りのエレベーターはいつもの青空とは違い綺麗な夜景を映し出してる。
それにアンナグランデリゾートホテル最上階“天空の宴”に踏み入れたのも初めて。
エレベーターが開くと赤ではなくサーモンピンクのカーペットが敷かれ祭壇に続く道がLEDによって道を作られてる。
「そう来たか」
フッと笑って彼は祭壇前で待ってる。
せんこを呼んだはずなのに出た言葉に彼が気付いてる確信が持てた。
「さっきは…」
「謝らなくて良い。嘘を付いてた俺が一番悪い」
ゆっくりと目の前で頭を下げた彼は苦笑いを浮かべた。
「いつバレたんですか?」
「最初からと言うか薄々と」
グレーのスーツの彼とTシャツにデニム姿の私。
濃い化粧にいつもの深紅の口紅だけど髪は千湖仕様のハーフアップ。
どっちつかずのこの格好でも驚かない彼はじっと見つめてくる。
「あの、ちなみに薄々って」
凄く気になるとこ。
夜景の灯りとLEDで見える彼の横顏が優しく微笑んだ。
「おにぎりで確信した」
微笑んだ横顔が私を見つめ手をゆっくり包んでくれる。
「それって…いつもの塩むすびが決めてってことですか⁈」
何の変哲もないおにぎりで隠し味で“毒”とか盛ってない!
酔ってもないのに頭が混乱する。
「最初はせんこ先生の方を知ってたからね。店で何度か見てるし。カウンセラーなのも聞いてた」
いつもの酔っ払ってる私もカウンセラーの私も全部バレてたの?
澄ました千湖先生も知られてたなんて恥ずかしい…
「初めて見かけた時も楽しそうにおにぎり配って。せんこ先生のイメチェン振りには驚いたけど」
大好きなガラス張りのエレベーターはいつもの青空とは違い綺麗な夜景を映し出してる。
それにアンナグランデリゾートホテル最上階“天空の宴”に踏み入れたのも初めて。
エレベーターが開くと赤ではなくサーモンピンクのカーペットが敷かれ祭壇に続く道がLEDによって道を作られてる。
「そう来たか」
フッと笑って彼は祭壇前で待ってる。
せんこを呼んだはずなのに出た言葉に彼が気付いてる確信が持てた。
「さっきは…」
「謝らなくて良い。嘘を付いてた俺が一番悪い」
ゆっくりと目の前で頭を下げた彼は苦笑いを浮かべた。
「いつバレたんですか?」
「最初からと言うか薄々と」
グレーのスーツの彼とTシャツにデニム姿の私。
濃い化粧にいつもの深紅の口紅だけど髪は千湖仕様のハーフアップ。
どっちつかずのこの格好でも驚かない彼はじっと見つめてくる。
「あの、ちなみに薄々って」
凄く気になるとこ。
夜景の灯りとLEDで見える彼の横顏が優しく微笑んだ。
「おにぎりで確信した」
微笑んだ横顔が私を見つめ手をゆっくり包んでくれる。
「それって…いつもの塩むすびが決めてってことですか⁈」
何の変哲もないおにぎりで隠し味で“毒”とか盛ってない!
酔ってもないのに頭が混乱する。
「最初はせんこ先生の方を知ってたからね。店で何度か見てるし。カウンセラーなのも聞いてた」
いつもの酔っ払ってる私もカウンセラーの私も全部バレてたの?
澄ました千湖先生も知られてたなんて恥ずかしい…
「初めて見かけた時も楽しそうにおにぎり配って。せんこ先生のイメチェン振りには驚いたけど」