絆の光は未来へ
「あゆかちゃんが意識不明になってから、あいつ片時もあゆかちゃんのそばを離れなかった。医者としての本分も忘れそうになるくらい、あんたのことばかり考えていた。昼夜を問わず文献を読み漁って、たった一人で病気の原因を探し当てたんだ。みんなが諦めかけても、あいつは、あゆかちゃんを助けるって、ずっと言い続けてた。病名が分かった時、あいつの顔がどれだけ安堵と喜びに満ちていたか…」
あゆかの瞳が揺れた。光希がどれほど自分を想い、どれほど苦しみ、闘ってくれたか。意識が朦朧としていた時にも、微かに彼の気配を感じていたけれど、その全てを知ったのは初めてだった。
「あゆかちゃん…あいつの腕を振り払った後、病室の前で泣いていた。あゆかちゃんがこんな状態になったのは病気のせいだって、頭では分かっているのに、それでも、自分がもっとできたんじゃないかって、ずっと自分を責めていた。そして、『もし、看護師の夢を教えなければ、あゆかはこんなに苦しむことはなかったんじゃないか』って……あいつ、そう言ってた」
蓮の言葉を聞きながら、あゆかの目から、大粒の涙がとめどなく溢れ出した。酸素マスクが、その涙で濡れる。
あゆかの瞳が揺れた。光希がどれほど自分を想い、どれほど苦しみ、闘ってくれたか。意識が朦朧としていた時にも、微かに彼の気配を感じていたけれど、その全てを知ったのは初めてだった。
「あゆかちゃん…あいつの腕を振り払った後、病室の前で泣いていた。あゆかちゃんがこんな状態になったのは病気のせいだって、頭では分かっているのに、それでも、自分がもっとできたんじゃないかって、ずっと自分を責めていた。そして、『もし、看護師の夢を教えなければ、あゆかはこんなに苦しむことはなかったんじゃないか』って……あいつ、そう言ってた」
蓮の言葉を聞きながら、あゆかの目から、大粒の涙がとめどなく溢れ出した。酸素マスクが、その涙で濡れる。