絆の光は未来へ
「では、診察台に座ってください」
光希は努めて冷静な声を出した。足元のフットボタンを操作すると、わずかなモーター音と共に、診察台の足置きがゆっくりと左右へ開き、あゆかの膝が外側へと広げられる。
同時に秘部のカバーがスライドして開き、彼女のデリケートな部分が光希の視界に完全に晒された。
プロの医師として、彼の視線は瞬時に患部へと集中する。炎症の有無、粘膜の状態、分泌物の量と色……。
だが、同時に彼の脳裏には、幼い頃のあゆかの笑顔や、無邪気な声が去来する。そして、もっと昔、彼女の病気が発覚したあの時の、俺には見せなかった泣き崩れるあゆかの姿も。
(彼女の尊厳を、何よりも守らなければならない)
医師としての使命感が、個人的な感情に蓋をする。しかし、目の前にあるのは、最も愛しい存在の、最も脆弱な部分だ。
彼の指先が、消毒液を含んだガーゼでそっと触れる。あゆかの身体が、微かにビクリと反応した。
「少し触れますよ」
声をかけ、彼はクスコを慎重に挿入する。金属の冷たい感触が、デリケートな組織に伝わる。あゆかの呼吸が、わずかに乱れたのが分かる。
カーテンの向こうの表情は見えないが、彼女がどれほど緊張し、羞恥を感じているか、痛いほど理解できた。
光希は努めて冷静な声を出した。足元のフットボタンを操作すると、わずかなモーター音と共に、診察台の足置きがゆっくりと左右へ開き、あゆかの膝が外側へと広げられる。
同時に秘部のカバーがスライドして開き、彼女のデリケートな部分が光希の視界に完全に晒された。
プロの医師として、彼の視線は瞬時に患部へと集中する。炎症の有無、粘膜の状態、分泌物の量と色……。
だが、同時に彼の脳裏には、幼い頃のあゆかの笑顔や、無邪気な声が去来する。そして、もっと昔、彼女の病気が発覚したあの時の、俺には見せなかった泣き崩れるあゆかの姿も。
(彼女の尊厳を、何よりも守らなければならない)
医師としての使命感が、個人的な感情に蓋をする。しかし、目の前にあるのは、最も愛しい存在の、最も脆弱な部分だ。
彼の指先が、消毒液を含んだガーゼでそっと触れる。あゆかの身体が、微かにビクリと反応した。
「少し触れますよ」
声をかけ、彼はクスコを慎重に挿入する。金属の冷たい感触が、デリケートな組織に伝わる。あゆかの呼吸が、わずかに乱れたのが分かる。
カーテンの向こうの表情は見えないが、彼女がどれほど緊張し、羞恥を感じているか、痛いほど理解できた。