絆の光は未来へ
光希は、まっすぐにあゆかの目を見つめた。

「確かに、簡単なことじゃないかもしれない。辛いリハビリも待っているだろう。でも、俺たちは、どんな時も君のそばにいる。君の看護師になりたいという夢も、一緒に追いかける。どんな形になっても、君の人生を、諦める必要なんてないんだ」

あゆかの瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちた。それは、不安と、そして光希の言葉に支えられた希望の涙だった。
蓮が、あゆかの手を握り、力強く言った。

「あゆか、俺たちもいる。一人じゃないんだ」

両親も、深く頷いた。
あゆかは、ゆっくりと、しかしはっきりと頷いた。その表情には、困難に立ち向かう決意が宿っていた。

ICUを出て一般病棟へ。それは、病気との本格的な闘いの始まりを意味するが、同時に、回復への大きな一歩でもあった。

光希は、あゆかの回復を信じ、共に未来へ進むことを改めて誓った。
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