青春の軌跡!
どうやら、後輩達はそれぞれに思い悩んでいたらしい。
まあ初めてやることでもあるので、戸惑うのも無理はないが。それ以前に、近頃生徒会からの依頼ばかりこなして、まともに校内新聞を作る時間が取れていなかったことも原因の一つかもしれない。
作り方を忘れているとまではいかないが、今まで当たり前にしてきたことが、時間が空いたことによって感覚がわからなくなっているのはあるだろう。
おのれ生徒会め……とますます逢坂の中で打倒生徒会の気持ちが強くなる。
「とりあえず、いつも通り書きながら考えるわよ。石田、ホワイトボード引っ繰り返して」
「あ、はい」
石田はメモ帳を置いて慌てて立ち上がると、自分の席の後ろにあるホワイトボードをくるっと裏返す。
“打倒生徒会!”とでかでかと書かれた文字が見えなくなり、代わりに白い面が現れる。
いつもこのホワイトボードに、この辺りに記事を、この辺りに写真をと絵や文字を書いて校内新聞の案を練っていたのだが、どうやら後輩達はそのことも失念していたらしい。
まあ初めてやることでもあるので、戸惑うのも無理はないが。それ以前に、近頃生徒会からの依頼ばかりこなして、まともに校内新聞を作る時間が取れていなかったことも原因の一つかもしれない。
作り方を忘れているとまではいかないが、今まで当たり前にしてきたことが、時間が空いたことによって感覚がわからなくなっているのはあるだろう。
おのれ生徒会め……とますます逢坂の中で打倒生徒会の気持ちが強くなる。
「とりあえず、いつも通り書きながら考えるわよ。石田、ホワイトボード引っ繰り返して」
「あ、はい」
石田はメモ帳を置いて慌てて立ち上がると、自分の席の後ろにあるホワイトボードをくるっと裏返す。
“打倒生徒会!”とでかでかと書かれた文字が見えなくなり、代わりに白い面が現れる。
いつもこのホワイトボードに、この辺りに記事を、この辺りに写真をと絵や文字を書いて校内新聞の案を練っていたのだが、どうやら後輩達はそのことも失念していたらしい。