青春の軌跡!
「ところであんた、本当に生徒会長になる気があるなら、もう少し真面目に仕事をした方がいいんじゃないの」
「え、なんすか。生徒会嫌いのセンパイが、生徒会の心配っすか?」
「生徒会の心配じゃない、学校全体の心配をしてんのよ。あんたみたいなのに仕切られるんじゃ、この学校は終わりじゃない」
「そんな簡単に終わんないっすよ。だって学校っすよ?いち生徒の力でどうこう出来るもんじゃないでしょ」
それはそうなのだが、逢坂に言わせれば、それくらいの不安があるということだ。
「それに、オレが生徒会長になった学校に、もうセンパイはいないじゃないっすか。なら、仮に終わってたって関係なくないです?」
なぜこの男は、こうも笹崎と同じ言葉を口にするのか。本当に血は繋がっていないのか。逢坂は、本日二度目となるその問いにうんざりした顔で答える。
「関係なくはないでしょ、三年間通った場所なんだから。それに、石田や愛梨がまだいる。あの子達がこれから生活して行く場所が、とんでもないところになったら困るのよ」
「へえー」
相槌を打ったのは田仲なのに、その面白がるような声の感じに、逢坂の頭には笹崎の姿が浮かんだ。
逢坂の大嫌いな、あの嘘くさい笑顔を浮かべた笹崎が。
「え、なんすか。生徒会嫌いのセンパイが、生徒会の心配っすか?」
「生徒会の心配じゃない、学校全体の心配をしてんのよ。あんたみたいなのに仕切られるんじゃ、この学校は終わりじゃない」
「そんな簡単に終わんないっすよ。だって学校っすよ?いち生徒の力でどうこう出来るもんじゃないでしょ」
それはそうなのだが、逢坂に言わせれば、それくらいの不安があるということだ。
「それに、オレが生徒会長になった学校に、もうセンパイはいないじゃないっすか。なら、仮に終わってたって関係なくないです?」
なぜこの男は、こうも笹崎と同じ言葉を口にするのか。本当に血は繋がっていないのか。逢坂は、本日二度目となるその問いにうんざりした顔で答える。
「関係なくはないでしょ、三年間通った場所なんだから。それに、石田や愛梨がまだいる。あの子達がこれから生活して行く場所が、とんでもないところになったら困るのよ」
「へえー」
相槌を打ったのは田仲なのに、その面白がるような声の感じに、逢坂の頭には笹崎の姿が浮かんだ。
逢坂の大嫌いな、あの嘘くさい笑顔を浮かべた笹崎が。