青春の軌跡!
「大好きなんすねー、センパイは。それだけ大事に想われてたら、そりゃその気持ちに応えたくもなるか」
田仲は、“誰が”とは言わない。でも逢坂の頭の中では、「真木くんと愛梨ちゃんのことが大好きだもんね」という笹崎の言葉が蘇っていた。
「いいっすねー、なんかこう……仲間?みたいな感じで、チーム感があって」
かつて笹崎から、もう少し小馬鹿にしたような声音で「いいよね、新聞部は。少人数だからアットホームな感じがして」と言われたことを思い出したが、田仲の声には笹崎と違ってバカにするような響きがなかった。
だから逆に逢坂は、ちょっぴり強気で
「なに、羨ましいの?」
と口角を上げて問いかける。
田仲は、ほんの少し黙ったあとで、にっこり笑ってそれに答えた。
「センパイみたいに反応の面白い人がいるっていう点では羨ましいっすね。毎日退屈しなさそうで」
田仲は、“誰が”とは言わない。でも逢坂の頭の中では、「真木くんと愛梨ちゃんのことが大好きだもんね」という笹崎の言葉が蘇っていた。
「いいっすねー、なんかこう……仲間?みたいな感じで、チーム感があって」
かつて笹崎から、もう少し小馬鹿にしたような声音で「いいよね、新聞部は。少人数だからアットホームな感じがして」と言われたことを思い出したが、田仲の声には笹崎と違ってバカにするような響きがなかった。
だから逆に逢坂は、ちょっぴり強気で
「なに、羨ましいの?」
と口角を上げて問いかける。
田仲は、ほんの少し黙ったあとで、にっこり笑ってそれに答えた。
「センパイみたいに反応の面白い人がいるっていう点では羨ましいっすね。毎日退屈しなさそうで」