青春の軌跡!
「……伏見先輩、たまにここに来るけどね。あと笹崎先輩も突然現れたりするし」

ここは決して安全地帯ではないのだという意味を込めた石田の呟きに、田仲が「へー?」と首を傾げる。

「生徒会と新聞部って仲悪いって聞いてたけど、案外そうでもないの?実は仲良し?」

「はあ!?誰と誰が仲良しなのよふざけるな!」

「部長、落ち着いてください。あんまり大声出すと伏見先輩が」

生徒会室まで直接声が届くことはないが、たまたま廊下を歩いていたなんてことがないとは限らない。
そして伏見が現れたが最後、逢坂の不機嫌値は上限を超えるのだ。
それを防ぐためにも、石田はドアの方を窺いながら逢坂を宥める。

「ああ、生徒会と新聞部がっていうより、センパイと伏見センパイの仲が悪いのか。だって笹崎センパイとは仲良しっすもんね?」

笑顔でそんなことを言い放つ田仲に、逢坂がまた「はあ!?」と。
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